三菱重工、瀕死・東芝の二の舞の兆候…赤字1兆円の原発企業に巨額出資の博打、赤字垂れ流し事業も
2017.04.03
フランスの原子力大手アレバは、2月3日に開いた株主総会で総額50億ユーロ(約6000億円)の増資案を承認した。仏政府が45億ユーロ(約5400億円)をまかない、残りは三菱重工業と日本原燃が、アレバが設立する核燃料再処理会社のアレバNewCo(ニューコ)に5%ずつ出資する。
アレバはフィンランドの新型原発の建設で費用が膨らみ、2016年12月期の純損失は6億6500万ユーロ(約800億円)と巨額だ。これにより6年間の累積赤字は105億ユーロ(約1兆2600億円)となった。そんなアレバに三菱重工と日本原燃が、それぞれ300億円の出資を決めた。
当初、中国企業の出資が有力視されていたが、仏メディアによると、安全保障の観点から米国や日本政府が強い懸念を伝え、仏政府が断念したとされる。そこで、三菱重工にお鉢が回ってきた。アレバには廃炉技術がある。1月31日には関西電力美浜原発1、2号機の廃炉事業を三菱重工はアレバと共同で受注した。
ソースに続きあり
http://biz-journal.jp/2017/04/post_18541.html