東京都は19日、豊洲市場(江東区)の地下水モニタリング再調査で、前回9回目に環境基準の79倍に当たる有害物質のベンゼンを検出した地点から、最大で基準値の100倍の数値が出たと正式に公表した。築地市場(中央区)内で開かれた豊洲の土壌汚染対策を検証する専門家会議で報告した。
今年1月公表の9回目の調査で、201カ所のうち72カ所から有害物質が検出されるなど数値が急上昇したため、都が高い数値が出た地点を中心に29カ所で再調査を進めていた。
地下水モニタリング調査は2014年から実施。専門家会議は、これまでの調査が適切だったかどうかも検証する。
ソース
東京新聞:豊洲、ベンゼン基準100倍検出 地下水再調査、都が公表:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017031901001241.html