マイナポータル本格稼働が3カ月延期へ、使い勝手や「Java必須」を改善
総務省と内閣官房は2017年3月17日、「マイナンバー利活用推進ロードマップ」を発表した。マイナンバーに関連した行政サービスのポータルサイト「マイナポータル」の本稼働予定を、従来予定の2017年7月から10月ごろへと再延期する方針を明らかにした。
マイナポータルは当初計画では2017年1月に全面稼働する予定だったが、部分的な稼働にとどまった。部分稼働したマイナポータルを巡っても、使い勝手などの面でさまざまな問題点が指摘されていた。
特に、Windows PCで利用する場合に「Java実行環境」を含む各種プログラムをインストールする必要があり、利用開始のハードルが高い。
ロードマップでは改善の方向性として「パソコン向け専用アプリを開発。このアプリのみインストールすれば、準備完了!」と記述。まずWindows版アプリを2017年10月ごろにリリースし、Mac版は2018年4月以降にリリースするとした。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/031700867/