背の低い欧州系の男性は、早期脱毛症になるリスクが高いとする新たな研究結果が8日、発表された。
同論文の主執筆者で、独ボン大学(University of Bonn)のシュテファニー・ハイルマン・ハインバッハ(Stefanie Heilmann-Heimbach)教授は、AFPの取材に「相対的に低身長の男性ほど、頭髪を失う可能性が高くなるようだ。毛髪脱毛症に関与する遺伝子の一部は、概して低身長に関連していることを、今回の研究データは示している」と語った。
過去の研究では、いわゆる男性型脱毛症の男性はそれ以外の男性に比べて、心臓病と前立腺がんを発症する確率が統計的にわずかだが高いことが示されている。また、体が小さいことと、思春期の始まりが早いことも、ともに男性の脱毛症と関連がある。
人間の身長を制御する遺伝子の一部が、これらの状態や疾患の発生にも関与していることが考えられる。以下ソース
http://www.afpbb.com/articles/-/3120893