埼玉県鴻巣市の8会場で約1万体のひな人形を飾って開かれている「鴻巣びっくりひな祭り2017」(市観光協会主催、毎日新聞社特別後援)には、全国から約2500体の人形が寄せられている。85歳で昨年亡くなった母小笠原春美さんが30年ほど前から少しずつ集めた10体を提供した梅本暁美(あけみ)さん(さいたま市浦和区)は「人形にはそれぞれの家族の思い出が詰まっている。多くの人に見てもらえ、母も喜ぶと思う」と話す。
春美さんは32年前に夫を亡くし、一人娘の梅本さんが結婚を機に東京都練馬区の実家を離れた後、ひな人形を集めるようになった。最初はお内裏様とおひな様だけだったが、5年ほどかけて三人官女や五人ばやし、牛車などを近くの人形店で買いそろえていった。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170303-00000032-mai-soci