オーディオテクニカ(町田市西成瀬2)は2月末、すしメーカー「ASM430」を発売した。(町田経済新聞)
業務用の「しゃり玉」をつくる同製品。従来機より175%スピードアップし、1時間あたり最大4200個を形成する。業界初の「両取りモード」で、機械両側に立つ2人作業が可能になった。
同社のすし製造機第1号は、1984年発売の家庭用すしにぎり器「にぎりっこ」。カートリッジの製造販売で1962年に創業した同社が、「アナログからデジタルに移行する」時代を生き抜くための新規事業の社内公募から生まれたという。
「オーディオ関連以外にも自由なアイデアがあり、そのひとつにすしメーカーがあった。とにかくなんでもやってみようという社風だった」と広報担当の黒沢静香さん。その後、買い替え需要が見込めない家庭用から、将来性がある業務用の製造に参入。業界トップレベルに成長した。
以下
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170228-00000062-minkei-l13