この10項目を実行しよう。そうすればトランプをやっつけられる
投稿日: 2017年02月25日 16時48分 JST 更新: 2017年02月26日 17時23分 JST
友よ、「マイケル・ムーアが教える、トランプを食い止める10項目の簡単なアクションプラン」へようこそ。
最初に、みんなが真実として受け止めていることを確認しよう。トランプは大きな苦境に立たされている。ロシアに操られ、オルタナ右翼の馬鹿どもに囲まれ、ほぼ空っぽのホワイトハウスに独りぼっちでバスローブを身にまとっている。さらにムカつくような「シット・サンドイッチ」(悪いことをいいことで挟み撃ちにする)状態になり、アメリカ国家安全保障局(NSA)の仕事を断ったトランプサポーターもいる。
トランプの「いわゆる政権」が始まり、たった1カ月でこれだけのことが起こった。しかし良いニュースもある。なぜならアメリカ全土はこんな状況だからだ。
・アメリカ中の何百万人という市民が、連邦議会の地方事務局やタウンホール・ミーティングに押し寄せ、トランプの政策に対する怒りをあらわにしている(2月20日夜のテレビで、怒りに震える選挙人から3時間にもわたって非難を受けた結果、落胆した共和党議員は「実際に勝ったのはオバマケア支持者だ」と語った)。
・ある連邦裁判所はトランプによる最初の入国禁止令を差し止めた。いや、4つの連邦裁判所がトランプの命令を却下したと言おう! トランプは敗北を認めて、最高裁判所には上訴しないつもりだ(それでも、新たな禁止令を出そうとするだろう。スコットランド人移民の息子さん、健闘を祈るよ)。
・進歩派の民主党議員キース・エリソンは、今週土曜日に投票が開催される民主党全国委員会(DNC)会長の最有力候補になりそうだ。そして、このひどい混乱をなんとかしてくれるだろう! またアメリカ全土で、2018年の州・連邦選挙に向けた最高の地元候補を見つけようと、採用活動も始まっている。何百万人という人々が、2016年の大失敗がもう二度と起こらないように奮闘している。
・アレック・ボールドウィンとメリッサ・マッカーシーたちが「サタデー・ナイト・ライブ」で演じた物真似は最高だ! マッカーシー扮するホワイトハウス報道官ショーン・スパイサーの衝撃的なモノマネは、スパイサーの更迭まで考えさせるほどトランプを苛立たせている。アメリカメディアのポリティコでは、女性が演じる幹部のモノマネだなんて、トランプが見られるようなものではないと報じている。
今こそ俺たちの出番だ。そしてみんながちょっとずつ、以下に挙げたようなアクションプランを実行すれば、悪の勢力トランプをきっと食い止められると俺は確信している。いたるところでトランプを混乱させ、最終的には、やっつけてやるんだ。
それじゃあさっそく...
つづき
http://www.huffingtonpost.jp/michael-moore/trump_b_15003432.html?utm_hp_ref=japan