サリン級の神経毒――。北朝鮮の金正男氏（４５）暗殺事件で
マレーシア警察当局は２２日、「実行犯の２人の女は毒物と認識したうえで殺害を実行した」と断定した。
手についても洗えば死に至らないが「鼻や口の粘膜につくと助からないサリン級の神経毒を使った」と専門家はみている。
また、実行犯の女２人を“逆ハニートラップ”にかけて、セックス仕込みで殺人兵器に調教するという
スパイ小説をしのぐ北朝鮮の驚がくの暗殺手口が明らかになりつつある。
（中略）
「人体に対する害はサリンぐらい。ただし、粘膜に入らないと作用を発揮しないので、素手につけてても、すぐに手を洗えばいい。
正男氏に塗りつけた顔というのは鼻、口、目と粘膜だらけです。顔についたら、呼吸で体内に入りますし、まず助かりません」
女２人は毒のついた手で正男氏の顔を触った後、急いでトイレの洗面所で手を洗っていた。
（中略）
「北は昔から逆ハニートラップが得意。肉体関係でとりこにする。北の男の工作員はとにかく勃起がすごくてカチカチ。
どんな女に対しても、ビンビンに勃起する薬剤がある。プロスタグランジンＥ１というもので、
陰茎に直接注射すると、意思に関係なく、２～３時間は立ちっぱなし。女性はそれがないと生きていけないぐらいになってしまう」
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