籠池氏「昭恵氏に交渉連絡」…財務省は配慮否定
読売新聞 / 2017年4月29日 11時33分
学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却問題で、民進党は28日、学園の 籠池 ( かごいけ ) 泰典・前理事長と財務省などへの聞き取りを行った。
籠池氏は、土地取引の交渉経過を安倍昭恵・首相夫人に頻繁に伝えていたとし、「早く物事が動いた」と主張したが、財務省側は特別な配慮を否定した。
籠池氏は午前に国会内で行われたヒアリングで、昭恵氏との関わりの深さを強調した。2014年3月に講演依頼のために昭恵氏に会った際、小学校建設について「主人に伝える。何かすることはありますか」と声を掛けられたとし、「うれしかった」と話した。
土地交渉を巡っても、「10日に一度は近畿財務局に出向き、その都度、電話で夫人に説明していた。それを財務省側にも伝えていた」と述べ、交渉の進展に昭恵氏の存在が影響を与えたとの考えを示した。
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