絵本「アンパンマン」などで知られる漫画家・やなせたかしさん(1919~2013年)の遺志を受け継ぎ、優れた漫画や絵本などを制作した個人や団体を顕彰する「やなせたかし文化賞」が6日、創設されることになった。
やなせさんの出身地、高知県香美市の市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアムを運営する公益財団法人が発表した。
財団によると、13年に94歳で亡くなったやなせさんが11年に作成した財団宛ての遺言状に「子どものための良心的な漫画・絵本・作詞作曲の芸術活動に対して、2年に1度やなせたかし賞を贈る」と記されていたことで決まったという。
大賞は賞金100万円。やなせさんの誕生日の2月6日にちなみ、第1回の受賞者は、生誕100年の19年2月6日に発表する。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20170205-OYT1T50083.html