ガンホー・オンライン・エンターテイメントが2日発表した2016年12月期決算は、売上高が前年同期比27・1%減の1124億円、純利益が35・7%減の279億円と大幅な減収減益だった。スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)の失速が響いた。
ガンホーはパズドラが売上高の8割以上を占める。14年12月期まで3年連続で最高益を更新したが、人気の陰りや競争激化で、15年12月期から2年連続の減収減益となった。純利益は2年間で5割以上減った。登場から5年を迎えるパズドラは人気が一巡し、月間利用者数は減少傾向が続いている。
http://www.asahi.com/articles/ASK224QXXK22ULFA00W.html