人工知能(AI)がポーカーのトッププロ4人と競う試合が米国であり、20日間の対戦で獲得したチップ額でプロに圧勝した。囲碁や将棋でもAIがプロを破る例が相次いでいるが、相手の持ち札がわからないポーカーは先を読むのが難しく、より複雑な判断が必要とされる。ビジネスの価格交渉や軍事戦略の決定など、実社会の様々な意思決定に応用できる可能性があるという。
(中略)
対戦したプロの一人、ジェイソン・レス氏は「序盤は勝負になりそうな気がしたが、すぐに弱点を克服してきた。もはや勝つことは難しい」と述べた。
ポーカーでのプロとAIの対戦は、2015年にも行われた。同大の旧型AIとプロ4人が同じルールで対戦し、8万回のゲームで、この時はプロ側が約73万ドル勝ち越して終わった。
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http://www.asahi.com/articles/ASK1Y5674K1YUHBI00L.html