トランプ米大統領は27日、国境の壁建設計画で対立するメキシコのエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領と1時間にわたる電話会談を行った。
トランプ氏は、会談は「非常に友好的」だったと言明。両国政府も、会談は「建設的で生産的」だったとする、ほぼ同一内容の声明を発表した。声明は、壁建設費の負担について両首脳が「意見の明白な相違」を確認した一方で、「両国関係のあらゆる側面についての包括的な協議の一環としてこの相違を解消」していくことで一致したと説明。
ただメキシコ側の声明には「両大統領はさらに、物議を醸しているこの問題に関し、これ以上の公的発言を控えることでも合意した」という、米国側にはなかった一文が含まれている。
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