【悲報】物価上昇に収入追いつかず エンゲル係数“異常上昇”の仰天
度肝を抜かれる統計が出た。
2016年のエンゲル係数が、29年ぶりの高水準だったというのだ。
31日、総務省は12月の家計調査を発表。
消費支出(2人以上の世帯)は31万8488円と実質0.3%減で、
10カ月連続のマイナスとなった。
「消費支出そのものより、同時に公表されたエンゲル係数に驚きました。
12月は27.5%に達し、16年平均では25.8%だといいます。
1987年以来の水準です」(市場関係者)
1987年といえば、国鉄がJRに変わった年だ。
中国では、数百人の学生が天安門広場でデモを行った。
大韓航空機の爆破事故が起きたのも、この年だった。
サラリーマンの平均年収は385万円(2015年は約420万円)。
「生活水準は、その頃に逆戻りしたということです。
野菜など生鮮食品の高騰と、輸入物価の上昇で、エンゲル係数は高まったのだと思います」
(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198651/