「安倍支持率67%」は"豊洲汚染"以上の数値だ!
2017年2月 5日号
牧太郎の青い空白い雲 605
(一部抜粋)
「豊洲」より不可解な数値が発表された。
トランプ新大統領誕生の大騒ぎで、「隠れたニュース」になってしまった「安倍内閣の支持率」も奇怪な数値だった。16日発表のJNN世論調査で、安倍内閣の支持率は前の月より6ポイントも上がって67%、不支持率は前の月より5・1ポイント下がって31・5%。支持率が67%を超えたのは、2013年11月以来である。日本人の「3分の2」が安倍さんを支持している!ということなのか?
先々週、このコラムで「今年も安倍首相でいいのか?」と問題提起した安倍批判組の当方から見ると、「改ざん」された数値ではないか?とうたぐりたくなる。
しかも「政策に期待できる」と答えた人が6ポイント増えて22%である。これまでは(政策は良くないけど)「他に適当な人物がいないから」という消極的支持が多かったのだが......。
何かが起こっている!(断っておくが、安倍内閣に是々非々の立場のJNN系だから「改ざん」はあり得ない)
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多分、原因はトランプ現象にあるのだろう。「トランプなるもの」をとりあえず日本人は否定する。この世論調査の別の設問「アメリカの次期大統領にトランプ氏が就任することで世界情勢がどうなっていくか?」に56%が「悪くなる」と答え、次いで「変わらない」が29%、「良くなる」は4%しかいなかった。つまり、大多数の日本人が「トランプは最低の政治家」と見ているのだろう。トランプ氏と比べれば......安倍さんはマシなのだ。
(全文は以下リンクより)
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2017/02/05/post-1385.html