日仏合弁会社がトルコ北部で建設を目指しているシノップ原発を巡り、原発を襲う地震の揺れ想定は最大加速度400ガル程度と、日本側が小さめに評価していたことが7日、原発立地の調査関係者への取材で分かった。
日本の原発よりも小さく見積もられ、国内なら原発規制基準を満たさない可能性が高い。専門家は、予定地周辺の地質や地形を考えると「日本の基準に照らせば、少なくとも500ガル程度は必要だ」としている。耐震化工事などで建設コストが高くなるため、小さくしたのではないかとの見方もある。
トルコも日本と同様、有数の地震国。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2017010701001049.jpg
ソース
東京新聞:輸出原発、揺れ小さめ想定 トルコに建設、コスト減狙いか:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017010701001026.html