今夏、都内在住のKさん(30歳)は、東北某県の山間部をレンタカーで走行していた。目的地は某集落で開かれるレイヴイベントだ。
「山道を20分以上走ると、急に目の前が開けた。そこには農業用の貯水池が広がり、脇には古びた民家が一軒あったんです。民家の裏の斜面は段々畑のように造成されており、一段に1軒の小屋が建てられていました」
遠くから聞こえてくる重低音を頼りに、未舗装の小道を上り段々畑の最上部にたどり着くと、そこがイベント会場だった。
「車が30台は停められそうな野原の中央にDJブースがあり、それを囲むように運動会で使うようなテントが張ってあった。すでに100人ほどが音楽に合わせ、身をくねらせていました」(Kさん)
(中略)
しかし、直後にKさんは会場で驚くべき光景を目にした。
「テントでは、缶ビールや焼きそば、アジアン雑貨などが売られていたんですが、それに交じって、乾燥大麻や葉巻状態にしたジョイントを売ってたんです」
日が暮れはじめると参加者が増え、400人以上になった。にもかかわらず、公然と大麻を吸う参加者が大勢いたという。
「そこらじゅうに大麻独特の匂いが漂っていました。ジョイントを手にピースな目つきで話し掛けてくる人もいましたが、みんなブリブリすぎて意味不明でした。野っ原の真ん中で、投げ釣りをしている人もいました(笑)」
夜には会場を後にしたKさんだが、イベントは3日間ぶっ通しで行われたという。
「あとで聞いたら、大麻はその集落で栽培していて、東日本のヒッピー系の人たちの間では有名な村だと。イベントも10年以上の歴史があるそうです」
https://nikkan-spa.jp/1257106
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