福井県の新型転換炉「ふげん」で放射線量計測器の記録を勝手に修正していたとして、原子力規制委員会は日本原子力研究開発機構に詳しい調査と報告を求めました。
規制委によりますと、機構が廃炉を進めている新型転換炉「ふげん」で規制庁が11月の保安検査で放射線量計測器の検査記録の提出を求めたところ、以前の保安検査で提出していたものを勝手に修正していたことが分かりました。機構の内規では、修正には二重線や訂正印が必要ですが、担当課長の独断で27カ所、修正されていました。規制庁は安全上、問題はないとしていますが、委員からは厳しい意見が出ました。
田中俊一委員長:「改ざんですよ。保安検査に対する対応の意識も非常に低下している」
規制委は来月末までに原因などを報告するよう機構に求めました。
ソース(動画あり)
新型転換炉「ふげん」 放射線量の記録を改ざん
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000090638.html