養豚場が全焼 約5300頭死ぬ 福島
12月7日 22時35分
7日昼すぎ、福島県矢祭町の大規模な養豚場から火が出て、豚を飼育している建物8棟が全焼し、警察によりますと、およそ5300頭の豚が死んだということです。警察と消防が出火の原因などを調べています。
7日午後1時すぎ、福島県矢祭町上関河内にある養豚場「東白川ファーム」から火が出たと消防に通報がありました。消防が消火活動に当たった結果、火はおよそ3時間後にほぼ消し止められましたが、この火事で、豚を飼育している平屋の建物8棟が全焼し、警察によりますと、飼われていた豚の6割に当たるおよそ5300頭が焼け死んだということです。けがをした人はいませんでした。
運営している会社のホームページによりますと、この養豚場は福島県内だけでなく茨城県や宮城県などにも豚肉を出荷している規模の大きな施設で、NHKのヘリコプターの映像では豚を飼育していると見られる建物の屋根が焼けて崩れ落ちているのが確認できます。警察と消防が火が出た当時の状況や原因を調べています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161207/k10010798761000.html