下着ドロ会社員が線路脇逃走…山手線など一時運転見合わせ
今年9月にアパートに侵入して女性の下着を盗んだとして、警視庁巣鴨署は7日までに邸宅侵入と窃盗の疑いで、東京都豊島区の会社員の男(58)を逮捕した。巣鴨署によると、容疑者は当時、盗んでいるところを目撃され、近くのJRの線路脇を逃走したため、山手線などが一時運転を見合わせた。
逮捕容疑は9月25日夕、豊島区上池袋1丁目のアパートの敷地内に侵入。1階の共用通路に干してあった20代の女性の下着4枚を盗んだ疑い。
容疑者は通行人から「何をしているんだ」と声を掛けられ、アパートから逃走。JRのフェンスを乗り越え、山手線の大塚―池袋間の線路脇を池袋方向に約150メートル走って逃げたところで、巣鴨署員に確保された。
容疑者は線路脇の斜面から落ちて右足などを骨折したため入院。今月5日の退院を待って逮捕した。逮捕容疑は認めており、巣鴨署は容疑者の自宅から女性の下着146点を押収した。
JR東日本によると、山手線などが一時運転を見合わせ、乗客約1万9千人に影響が出た。
[ 2016年12月7日 12:54 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/12/07/kiji/K20161207013863740.html