「伊達直人」の名でランドセルを児童養護施設や学校に贈る「タイガーマスク運動」の先駆けとなった群馬県在住の男性(43)が、7日に東京・後楽園ホール(文京区)で開かれるプロレスラー「初代タイガーマスク」の35周年記念イベントで、初めて名前や顔を公表する。下火になりつつある運動を再び盛り上げようと、素性を明かして支援を呼びかける。
男性は大分県出身。母子家庭に生まれ、幼少時に母と死別した。ランドセルを持てず、風呂敷で小学校に通った。「自分のような経験をさせたくない」と2010年のクリスマスの日、前橋市の児童相談所にこっそりランドセル10個を届けた。漫画「タイガーマスク」の主人公、伊達直人の名でメッセージも添えた。これが話題になり、匿名で児童養護施設にランドセルなどを届ける動きが全国に広まり、「タイガーマスク運動」と呼ばれた。
男性はその後、「初代タイガーマスク」の佐山聡さん(59)と知り合い、施設の子供たちを支援する一般財団法人「初代タイガーマスク基金」の活動にも参加している。
以下ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000074-mai-soci