日露政府、1千億円基金設立へ 経済協力で企業進出後押し
2016.12.4 14:53
日露両政府は4日、対ロシア経済協力を推進するため、1千億円規模の基金を創設する方針を固めた。国際協力銀行(JBIC)とロシア直接投資基金(RDIF)が折半で資金を出し合い、早ければ2017年中にも設立する。ロシア極東を中心に、都市開発や先端医療などの分野に投資し、日本企業の進出を後押しする。
ロシアのプーチン大統領が12月15~16日に来日するのに合わせて合意する。北方領土問題を含む平和条約締結交渉の進展につなげたい考えだ。
安倍晋三首相がプーチン大統領に提案した8項目の経済協力プランは、民間が関与する約30の優先事業の作業計画を策定するなど具体化作業が進んでいる。ただ、日本の大手銀行は融資に慎重な姿勢を崩しておらず、基金を活用して事業を資金面で支援する。
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http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/161204/plt16120414530006-n1.html