EUで初めての極右政党の国家元首が誕生するかどうか注目される、オーストリア大統領選の決戦投票が始まりました。
オーストリアの大統領選は、難民受け入れの厳格化を訴える極右政党「自由党」のホーファー氏と受け入れに寛容な「緑の党」のファン・デア・ベレン氏の決選投票となっていて、最新の世論調査ではホーファー氏がリードしています。
去年、中東などからおよそ9万人の難民を受け入れたオーストリアでは難民による暴行事件が相次ぎ、国民の不満を追い風に極右「自由党」が支持を広げています。
また、イタリアでも4日には憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、「反レンツィ政権」「反移民」などを訴える新興政党「五つ星運動」が否決への投票を訴えていて、事実上、レンツィ政権への信任投票となっています。来年には極右政党・国民戦線が勢いづくフランス大統領選も控えている。
(04日17:09)
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