世界最高齢としてギネス世界記録にも認定されているイタリア人のエマ・モラノさんが11月29日に117歳の誕生日を迎えた。世界で最も長く生きた記録を持つのはフランス人女性のジャンヌ・カルマンさん(Jeanne Calment)で、1997年に122歳と164日で亡くなっている。世界最長寿まであと5年。1890年代生まれの唯一の生存者でもあるモラノさんが『metro.co.uk』など複数のメディアに長生きの秘訣について語った。
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気になる食生活はというと、20歳で貧血症と診断されてから毎朝欠かさず食べているのが卵だそうだ。以前は生卵2つと目玉焼き1つを食べていたが、今は生卵を2つだけにしてクッキーを数枚食べる。夕食は牛乳を飲むだけだ。好きだったチョコレートや肉もほとんど食べることがなくなったが、卵は90年以上も毎日食べ続けてきたことになる。
主治医のカルロ・バーヴァさんは「モラノさんはフルーツや野菜をほとんど食べません。でも同じものを毎日、毎週、毎月、毎年食べるのです」と明かしている。食事へのこだわりはもちろんだが、長寿を全うするには長生きの家系であることも重要なようで、モラノさんの母は91歳で、妹は102歳で亡くなっている。
http://japan.techinsight.jp/2016/12/ac11302056.html