国土交通省は1日、市販車の自動ブレーキによる衝突防止性能などの評価結果を公表した。
従来の車両追突時などの評価に加えて、今回は歩行者との衝突防止性能を加えた点数を初めて公表。
総合点でマツダの「アクセラ」が最高点となった。
自動ブレーキの車両衝突防止や、車線はみ出し時の警報などの安全性能に、歩行者衝突防止性能の点数(25点)を加えて総合評価した(計71点)。
最高点はマツダのアクセラ(70・5点)で、富士重工のフォレスター(69・5点)とインプレッサ(68・9点)が続く。
今回新たに評価した歩行者との衝突防止性能に限った点数をみると、アクセラ(24・5点)、フォレスター(23・5点)、インプレッサ(22・9点)の順だった。
自動ブレーキについて、国交省は2014年から車両衝突防止性能の評価は公表しているが、歩行者衝突防止性能については初。
自動ブレーキの仕組みと性能評価
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マツダ「アクセラ」
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富士重工「スバル フォレスター」
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富士重工「スバル インプレッサ」
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国交省の自動ブレーキの性能評価試験。時速5キロで飛び出してきた人形に反応して止まれるかを調べた
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ソース全文: http://www.asahi.com/articles/ASJD133CTJD1ULFA006.html