ベルギーとオランダが領土交換へ、河川工事で生じた不合理解消
ロイター 11/30(水) 18:22配信
[ブリュッセル 29日 ロイター] - ベルギーとオランダが無人の領地の交換に合意し、ベルギーの面積が縮小、オランダの面積が拡大した。
交換は、マース川の改良工事による河川変更に伴うもので、ベルギーが16ヘクタールの土地を提供し、3ヘクタールを受け取る。
1830年にベルギーがオランダから独立した際、国境はマース川に沿って設定された。
だが1961年に航行環境改善のため河川をまっすぐに変更したことから、双方の領地が対岸に飛び地として残り、船でしか渡れない状態となった。
ベルギー外務省の広報担当者は、何らかの事件が発生した場合に警察が到達しにくいとし「この土地が引き続きベルギーに属するのは理にかなっていない」と述べた。
交換協定は28日に両国の外相が調印。国境は2018年初めに変更される公算が大きいとみられている。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161130-00000077-reut-eurp