札幌市保健所は29日、同市南区の定山渓(じょうざんけい)ビューホテルに宿泊した男女115人が食中毒を発症したと発表した。
うち4人からノロウイルスが検出され、市保健所は同日から12月5日まで
厨房(ちゅうぼう)の営業停止を命じ、同ホテルも同期間のホテル全体の営業を取りやめた。
同ホテルでは、予約客に対しグループ内の別ホテルに案内するなどの措置をとったが、約5000人に影響が出るという。
発表によると、115人のうち40人が医療機関で診察を受け、1人が入院したが現在は退院。
いずれも快方に向かっているという。市保健所ではホテルで出された19日の夕食か20日の朝食が原因とみている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161129-00050125-yom-soci