老後の生活資金「不安」は貯蓄900万円以上でも7割超
[2016/11/28]
特定非営利活動法人(NPO法人)日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)は11月28日、「老後とお金に関する調査」の結果を発表した。調査は10月7日~11日、20代~70代男女各100名の合計1,200名を対象にインターネットで行われた。
「老後が不安」は81.3%
「あなたは、ご自身の老後の生活資金についてどのように思いますか」
「自身の老後の生活資金についてどのように思いますか」と聞くと、「不安に思う」が最も多く43.0%。「どちらかと言えば不安に思う」(38.3%)を合わせた合計は81.3%と、大多数が不安を抱えていることがわかった。年代で比較をすると、最も「不安に思う」と回答した人が多い年代は40代(54.5%)、最も低い年代は70代以上(23.0%)となった。
貯蓄額別に見ると、900万円以上貯蓄があるという人でも不安計が71.3%と高い結果に。貯蓄があっても老後の生活資金が不安であるということは変わらないようだ。
http://n.mynv.jp/news/2016/11/28/248/images/001l.jpg
「あなたは、ご自身の老後の生活資金についてどのように思いますか」(貯蓄額別)
不安な理由については、「年金がいくらもらえるか不安だ」「病気になった場合不安だ」といった声が多く集まった。一方、不安に思わない理由は、若年層には「まだ先のことでわからない」、高年層は「貯蓄があるから」という回答が多かった。
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http://news.mynavi.jp/news/2016/11/28/248/