原発は高かった~実績でみた原発のコスト~
大島堅一 | 立命館大学国際関係学部教授(環境経済学)
12/9(金) 13:08
以上をまとめると、原発(13.1円)>火力(9.9円)>水力(3.9円)。(※引用者注:単位は円/kW時)
つまり、過去の実績(1970-2010年度)でみると、原発は安い、どころか、原発は最も経済性がない電源だったと言える。
それでも安いのなら電力会社が払うべき
原発は、政策コストと事故コストが大きい。これは、結局、ほとんどを国民が払っている。
「原発が安い」というのは何故か。それは、原発のコストを電力会社が全て負担しているわけではないからだ。
最終的に負担しているのは国民。つまり、電力会社にとっては安くても、国民にとっては高いのが原発、ということになる。
もし仮に、今でも原発が安いというのであれば、原発に対する国の支援を全て止めるべきだ。
東京電力を含む電力会社は、事故コストを含む全てのコストを自分で払うべきだろう。それが資本主義のルールなのだ。
全文はソースで
http://bylines.news.yahoo.co.jp/oshimakenichi/20161209-00065303/