福島第一原発事故 賠償費用の一部、“新電力”も負担へ
福島第一原発事故の賠償費用の一部を、電力自由化で参入した新電力各社も負担する方向となりました。
29日、開かれた有識者会議では経産省が示していた新電力各社にも福島第一原発事故の賠償費用の一部を負担させる案について
金額の規模を明らかにしてほしいなどの意見は出ましたが、反対意見はありませんでした。
今後は、費用の回収方法や負担する金額について議論を進めることになります。
新電力にとっては賠償費用の負担は電気料金の値上げにつながる可能性が高いうえ、
原発関連の費用を負担させられることにもなるため、すでに反発も出ています。
一方で、当初の想定を大きく上回っている福島第一原発の廃炉費用については「東京電力が責任を負うべき」という意見が多く出され、
経産省も新電力などへの新たな負担は見送る方針です。(30日00:00)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2926846.html