お坊さんがキューピッド役 善男善女 寺コンが救う
葬式や法事といったイメージが強いお寺に、婚活中の独身男女が殺到している。僧侶が仲を取り持つその名も「寺コン」。「誠実な人が来そう」「親身になってくれる」。そんな期待や優しく人生を説く法話が、特に婚活疲れした女性たちの心をつかんでいるようだ。
「色即是空(しきそくぜくう) 空即是色(くうそくぜしき)」-。十月初めの土曜日、東京都台東区の臨済宗妙心寺派寺院「天龍院」に般若心経が響き渡った。
唱えているのは婚活中の二十~四十代の男女約六十人。本堂で北折真一住職(46)が「今日という日は二度と戻らない。お寺で縁を強く結んでほしい」と語り掛けると、真剣な表情で聞き入った。
寺コンは臨済宗の若手僧侶の有志でつくる「吉縁会」が企画。同会事務局長で龍雲寺(浜松市)の木宮行志副住職(38)が婚活中の友人の悩み相談に乗ったのをきっかけに、静岡県の寺院と協力して二〇一〇年に始めた。以下ソース
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201611/CK2016112502000249.html
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201611/images/PK2016112502100178_size0.jpg