空手で直接体への打撃を認める「フルコンタクト」ルールで実施している団体、福井市の極真会館高橋道場がことしから、全日本空手道連盟(全空連)の寸止め(ノーコンタクト)ルールでの稽古に取り組んでいる。ノーコンタクトの空手が2020年東京五輪の追加種目に決まり、フルコンタクトの団体からも五輪を目指せる可能性が広がったため。ルールの違いに、道場生たちは戸惑いながらも稽古に汗を流している。
昨年4月、高橋道場が加盟する国際空手道連盟極真会館と全空連が友好団体となり、極真会館所属選手も東京五輪を目指せるようになった。
こうした動きを受け、高橋道場は全国に先駆けて、ことし2月に福井県空手道連盟に加盟。月2回、県空連から指導者を招いた稽古をしているほか、県空連主催の大会にも道場生が出場できるようになった。
同道場の高橋康夫主席師範(70)は「両者は全く違う競技という意識。五輪を目指せるというのは大きなモチベーションにつながる」と話す。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00010002-fukui-l18