佐賀市で開かれた熱気球世界選手権の会場に爆破予告があった事件で、佐賀署は7日、千葉県内の公立中学校1年の少年(13)を威力業務妨害の非行内容で県中央児童相談所(佐賀市)に通告した。
佐賀署によると、少年は自宅のゲーム機で大会を生中継していた動画サイトにアクセスし、2日午後0時15分ごろ、「会場のどこかに爆弾を設置した。午後2時に爆発する」と書き込み、約2時間にわたって、会場の嘉瀬川河川敷にいた約3万人を避難させるなどしたとしている。
少年は直前に他の公的機関の生放送動画に同様の書き込みをしたが反応がなく、世界選手権の動画に書き込んだという。書き込みを認め、「反応が見てみたいと思った。ここまで迷惑がかかるとは考えが甘かった。本当にすみません」と反省を示しているという。
http://mainichi.jp/articles/20161108/ddl/k41/040/314000c