仙波「愛媛県警でも、今の県知事(2010年当時の加戸守行)。これは文科省の出身です。リクルート(事件)で失脚した官僚です。それは森喜朗さんのいわば腹心ですよ。で、森さんは総理大臣になった。
それで今の県知事は当然「落下傘」で愛媛県知事になりました。当然抵抗勢力があります。現職の県知事と戦ったんですから。
そうしたら現職の県知事負けました。それで負けた県知事を応援した土建屋を、徹底して潰すためにどうしたか。国家権力を使いましたよ。
私らが朝6時に呼ばれましてね。『何や?』と言ったら、『ガサ(家宅捜索)行く』と言うんですよ。何かといったら、負けた知事を支持していた土建屋をもうほとんど全部ガサですもん。本当に小さい経営でも全部。何十箇所と。」
岩上「世の中には、そういう形式犯というのがたくさんあって、普段は見逃されているけれども、何か政治的な思惑があったときには手を突っ込まれて、政治的な闘争に敗れた場合は徹底的にやられるわけですか。」
仙波「やられますね。僕らがガサ行くでしょう。業者が言いますもん。
『みんな権力の犬か?』というから、私は言ったんですよ。
『そうだよ。あなたが負けた知事を応援したからだろ。』
『私はガサ来て、関係書類もって帰るけど、そんなこと分かりきっとるだろ。』と。
そうしたら社長が『そこまで捜査員に言われたら文句の言いようが無いです』って。
彼はほんともうお手上げしましたもん。そんなことはっきり現場で言うのは僕だけですよ。」
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