唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」(国重要無形民俗文化財)は4日、14台の曳山(やま)が町中を巡行する「町廻(まわ)り」で3日間の幕を閉じた。最終日の人出は5万人(佐賀県唐津市発表)。3日間晴天が続き、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産への登録内定も追い風に、昨年比5万人増の累計55万人が訪れた。
14台の曳山は午前10時に唐津神社を出発して町を練り歩き、昼すぎにJR唐津駅前に勢ぞろいした。午後の巡行を終えて夕方、曳山展示場が近づくと、曳き子たちは名残を惜しむように「エンヤ、エンヤ」と一層声を張り上げた。曳山が1台ずつ収められ、感極まって泣き出す姿も見られた。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161104-00010005-saga-l41