能登町鵜川公民館は、大鏡餅をけなし合うことで知られる石川県無形民俗文化財「いどり祭り」の資料映像を初めて制作する。今年は1日から8日までさまざまな神事が執り行われ、それらを余すことなく収録する。担い手の高齢化が進む中、全国でも珍しい「奇祭」を後世に伝える一助にする狙いで、町のPRにも役立てていく。
ソース
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20161104102.htm
http://www.hokkoku.co.jp/images/H20161104102_1main.jpg
いどり祭り
http://www.town.noto.lg.jp/www/event/detail.jsp?common_id=3025
6つの町内が交代で当番となり、男子のみで造った大鏡餅2枚(直径1.2m)、丸形小餅50~60個、とうし餅16枚を神前に供し、明年度大鏡餅を造るべき当番の者を陪賓としてもてなす。この時、陪賓たちは鏡餅やお膳の餅などについてさまざまな難くせをつけ(いどる)争い、これに対して当番はいろいろ弁解するが、容易に治まらないので神主が仲裁に入って話が治まる珍しい神事。