去年５月、大阪・ミナミで酒を飲んで車を運転し看護師の河本恵果さん（当時２４）ら３人を死傷させた罪などに問われた白坂愛里被告（２６）の裁判員裁判で、
大阪地裁は危険運転致死傷罪の成立を認めず過失運転にとどまるとして、懲役３年６か月を言い渡しました。
検察は当初、過失運転致死傷罪で起訴し裁判が始まっていましたが、遺族らの署名活動によって、より罪の重い危険運転致死傷罪に切り替えて審理が行われていました。
２日の判決で大阪地裁は「直前に駐車場内で鉄柵に乗り上げ、飲酒が発覚すると焦っていた被告が、ブレーキとアクセルを踏み間違えて起こした過失による事故だ」として、
危険運転致死傷罪の成立を認めず、白坂被告に懲役３年６か月を言い渡しました。
この判決に遺族はー
「全く納得いかないし、ばかにした判決だなと思います。このままなら飲酒運転なんてなくならないです」（亡くなった河本さんの母親）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161102-00000034-mbsnews-l27