桜島(鹿児島市)を含む姶良カルデラの地下にあるマグマが年間1150万立方メートルのペースで増えているとの研究結果を英ブリストル大、京都大のグループが英科学誌の電子版に発表した。東京ドーム約9個分に相当する。グループは大正大噴火(1914年)の規模と時期を考慮すると、数十年以内に桜島で再び大きな噴火が起きる恐れがあるとしている。
姶良カルデラは南北約23キロメートル、東西約24キロメートルのくぼ地。約3万年前の大噴火で形成され、桜島は南縁に位置する。マグマは地中深くから送られてカルデラの地下に蓄積され、さらに桜島へ供給される。
ソース
東京新聞:桜島、数十年以内に大規模噴火 地下マグマが蓄積:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016110201001424.html