政府は31日、天皇陛下の生前退位に関する安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)が、11月に3回実施する専門家からのヒアリングの日程を発表した。
憲法の専門家については、論点を比較しやすくするため30日にまとめて聴取する。その他の専門家は日程の都合から7日と14日に分けて招く。初日の7日に招くのは作家の保阪正康氏ら5人。
有識者会議が各開催日に聴取する専門家は次の通り。
<11月7日>
平川祐弘東京大名誉教授(比較文学)
古川隆久日本大教授(日本近現代史)
保阪正康氏(ノンフィクション作家)
大原康男国学院大名誉教授(宗教行政論)
所功京都産業大名誉教授(日本法制文化史)
<14日>
渡部昇一上智大名誉教授(英語)
岩井克己氏(ジャーナリスト)
笠原英彦慶応大教授(日本政治史)
桜井よしこ氏(ジャーナリスト)
石原信雄元官房副長官
今谷明帝京大特任教授(日本中世史)
<30日>
八木秀次麗沢大教授(憲法)
百地章国士舘大大学院客員教授(憲法)
大石眞京都大大学院教授(憲法)
高橋和之東京大名誉教授(憲法)
園部逸夫元最高裁判事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161031-00000065-mai-pol