栃木県警に暴行容疑で逮捕され、真岡簡裁から罰金30万円の略式命令を受けたオーストラリアのオートバイ元世界王者ワイン・ガードナー氏が29日、シドニーの空港に到着し、地元メディアの取材に「12日間閉じ込められ、外部と連絡できず、恐ろしかった」と話し、日本での勾留を批判した。地元メディアによると、同氏は罰金を支払った。
オーストラリア放送協会(ABC)は「拘束中の豪政府の支援はわずかだった」と伝えた。
栃木県警は16日、同県茂木町檜山の「ツインリンクもてぎ」敷地内で、交通トラブルの際に男性3人の胸ぐらをつかむなどした疑いでガードナー氏を現行犯逮捕。同氏は暴行罪で略式起訴され、28日に略式命令を受けた。(共同)
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