米Twitterは10月27日(現地時間)、2016年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。売上高は前年同期比8%増の6億1600万ドル、GAAPベースの純損失は1億300万ドル(1株当たり15セント)で、前年同期より赤字幅が縮小した。純損失は、株式報酬費やTACコスト増加の影響が大きい。そうした特別費用などを除いた非GAAPベースでは9200万ドルの黒字(1株当たり13セント)だった。
売上高、非GAAPベースの純利益ともにアナリスト予測(売上高は6億600万ドル、非GAAPベースの純利益は9セント)を上回った。
月間アクティブユーザー数(MAU)は前年同期比3%増、前期からほぼ横ばいの3億1700万人。モバイルからのMAUがMAU全体に占める割合は前期より1ポイント増え、83%だった。日間アクティブユーザー数(DAU)は7%増で、増加率は第1四半期が3%、第2四半期は5%と徐々に増加していることを強調した(人数は不明)。
動画およびライブ動画の広告の売上高が好調で、特に大統領候補のディベートのライブの広告枠は過去最短で完売したという。
同社はまた、全社員の約9%を削減するリストラ計画も発表した。主に販売、パートナー、マーケティング部門で実施する。期末時点での従業員数は3910人なので、約350人が削減されることになる。このリストラにより、2017年中の黒字転換を目指すとしている。
以下ソースで
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/27/news146.html