月例経済報告 景気判断を維持 マンション着工は減
10月25日 19時40分
政府は、今月の月例経済報告で、景気の現状についてマンションの着工が減っているもののスマートフォンの部品の生産が持ち直しているなどとして「このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」という判断を維持しました。
今月の月例経済報告で政府は企業の『生産』について、新型スマートフォンの部品の生産が回復してきているなどとして「持ち直しの動きがみられる」と判断を引き上げました。また企業の『業況判断』も、円高の動きがいくぶん収まったことなどを背景に「おおむね横ばい」に引き上げました。
一方、『個人消費』は「総じてみれば底堅い動きとなっている」と先月までの判断を変えませんでしたが、『住宅建設』については、マンションの着工が減少しているため、「このところ横ばいとなっている」として判断を引き下げました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161025/k10010743851000.html