2016/10/25 火曜日
JR大釈迦駅でオーバーラン 運転士勘違い
24日午後2時24分ごろ、青森市浪岡のJR大釈迦駅に停車予定だった、奥羽線の青森発弘前行き上り普通列車が所定の位置から約300メートル過ぎて踏切上で停車した。車掌が列車から降りて同駅や列車付近の安全確認をした後、列車は6分遅れでそのまま発進し、浪岡駅に到着。大釈迦駅で乗車予定の乗客はいなかった。降車予定の乗客は1人いたが、承諾を得て浪岡駅で下り列車(浪岡駅同2時38分発)に乗り換えてもらった。
JR青森支店によると、列車を運転していた50代男性運転士は「通過駅だと思い込んでいた」と説明。大釈迦駅は快速列車や特急列車は停車しないという。車掌が緊急停止のスイッチを押して停車。バックして所定の位置に戻らずそのまま発進したのは、安全上の問題があるためという。けが人はなかったが、乗客64人に影響が出た。
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2016/10/43670.html