愛知県警は2016年度中にも、簡単に持ち運びができる、小型の自動速度計測装置(オービス)の運用を始める。
新型の機器により、これまで難しかった、街中の生活道路でスピード違反の取り締まりを行えるようになる。
10月24日、時事ドットコムなどが報じた。
新たに導入する装置は縦と奥行きが50センチ、横26センチと小型で重量約25キロ。
三脚を立て、狭い場所でも設置できる。
速度超過を感知すると自動的にシャッターを切り、車のナンバーを記録する。 
朝日新聞デジタルによると、警察庁は既に埼玉、岐阜の両県で、小型オービスを導入している。
これまでの装置は重さ約500キロで、ワゴン車の荷台に載せた状態で稼働させる「半可搬式」と呼ばれるタイプ。
そのため、ワゴン車を止める道幅がない生活道路では、取り締まりが難しかった。
警察庁は「目的は摘発でなく車両速度の減速」と説明しており、オービスの場所の手前には、取り締まり中であることを知らせる看板を設置するとしている。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/23/new-obis_n_12614172.html