び、嘲りの対象にしようとしていた〉という。
実際、Bは裁判でもこんなことを語ったという。
〈私の女性観ですが、(近づいてくる女性は)個人的に私を好いてくれるのではなく、下心があって近づいてくるのではないかと。そういう人たちに対して苦手意識、軽視する気持ちがありました〉
こうした女性蔑視の考えは、松本被告だけに限ったものではない。主犯格のAもまた9月5日の第2回公判でこう証言していた。
〈やはり自分の中で被害者を軽んじる気持ちが強かったことと、場の雰囲気で自分の行為が、許されるんじゃないかという甘い考えがあったと思います〉
自分たちは女性をオモチャにしても許されるし、最初からそのつもりだった。東大生の口から出た、人を人と思わぬ卑劣きわまりないこの言葉は、今回の事件を象徴するものだろう。
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