■BBC「メルトダウンの内側」
吉田所長から全員に撤退が伝えられた
東電は原発から作業員を撤退させる検討を始めた
その夜、首相は気がかりなメッセージで起こされた
東電が作業員を一人残らず撤退させようとしていると聞かされたのだ
全面降伏である
原発の制御を維持するために一部の人員を残すという話はなかった
菅首相「私自身は『撤退はありえない』と元々思ってました。
撤退は6つの原子炉と7つの使用済み核燃料プールを放棄する(こと)。
放棄してどうなるかというと全部メルトダウンする。
まさにチェルノブイリの何十倍という放射性物質が撒き散らされる
ことになる」
「吉田所長は『これから避難を始めたいと思います。』と。」
一方、首相は東京の東電本社に向かっていた
撤退をやめさせるつもりである