東京・青梅市で21日にクマにより飲食店が荒らされる被害があり、22日になって地元の猟友会などが店の近くを捜索したところ、ツキノワグマを見つけて射殺しました。
21日午後2時ごろ、青梅市二俣尾の飲食店から「朝、出勤したら厨房(ちゅうぼう)をクマに荒らされていた」と青梅市役所に連絡がありました。
市役所などによりますと、地元の猟友会と市の職員が22日午前6時すぎから飲食店の周辺を捜索したところ、店の裏手の竹やぶに潜んでいたツキノワグマ1頭を発見したということです。
住宅の近くだったため、猟友会がその場で射殺しました。射殺されたクマは体長約1.3メートル、体重約100キロの大人の雄だということです。
市役所には先週からクマの目撃情報が寄せられていたほか、今回、荒らされた飲食店は13日にも同様の被害に遭っていて、市が防災無線などで注意を呼び掛けていました。
一連のクマの出没によるけが人はないということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161023-00000007-ann-soci