21日午前8時40分ごろ、八潮市西袋を流れる綾瀬川で、男性の遺体が見つかった。草加署によると、東京都足立区の男性会社員(48)で、目立った外傷はなく、着衣の乱れや争った跡もないという。
八潮市の自営業男性(30)が、市と隣接する足立区花畑の綾瀬川下流でうつぶせの状態で浮かんでいた男性を発見し110番。県警と消防が駆け付け、約500メートル上流の同市西袋で遺体を引き上げた。頭部が袋で覆われ、体には鎖が巻き付いていた。10月中旬ごろに死亡したとみられる。
所持していた身分証明書から身元が判明。遺体の男性については、行方不明の届け出が、警視庁管内の警察署に出されていた。関係者が「男性は不安を抱えていた」と話しているという。自殺の可能性があるとみて、同署が死因などを調べている。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/10/22/04.html