ラグビー日本代表などで不動の司令塔として活躍し、代表監督も務めた神戸製鋼ラグビー部の平尾誠二ゼネラルマネジャー(GM)が二十日午前、死去した。闘病生活をしていた。五十三歳。京都市出身、自宅は神戸市東灘区。
平尾氏は京都・伏見工高三年時に全国大会を制し、同志社大では史上初の全国大学選手権三連覇を達成。一九八六年に神戸製鋼所に入社した。
神戸製鋼では、三年目からチームを日本選手権七連覇に導き、ラグビー人気を支えた。また、日本代表として八七、九一、九五年のワールドカップ(W杯)に三大会連続出場。九一年時は主将を務め、日本のW杯初勝利に貢献した。日本代表キャップは35。
現役引退後は、九七年から二〇〇〇年まで日本代表監督を務め、九九年のW杯に出場。神戸製鋼では、総監督やGMとしてチーム強化に力を尽くした。
また、二〇一九年のW杯日本大会に向け、組織委員会の理事と事務総長特別補佐を務め、大会情報の発信や神戸市など開催都市への助言をしていた。
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ソース
東京新聞:平尾誠二さん死去、53歳 ラグビー元日本代表 :スポーツ(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016102090135731.html