持ち主に付いてくる自走スーツケース、米企業が出資者募集
ワシントン(CNNMoney) 米カリフォルニア州の企業が、持ち主のあとを追って自動的に付いてくる自走スーツケースを開発し、一般からの資金提供を募っている。
このスーツケースは持ち主のスマートフォンの位置情報を頼りに、約1~1.5メートル離れた距離を自動的に付いてくる。垂直に立てた状態でも、平らに置いた状態でも走行できる。出張にも旅行にも利用でき、障害を持つ人にも役に立つという。
「スーツケースはこの20年あまりほとんど変わらないまま、革新から取り残されていた」。同製品を開発したトラベルメイト・ロボティックス社のデービッド・ニア最高経営責任者(CEO)はそう話す。
サイズは3種類あって値段は399~595ドル(約4万1000~6万1000円)。最高速度時速約10キロで走行できる。
1年前からこのスーツケースで世界各地を旅しているというニア氏は、「多くの点で自走スーツケースは非常に快適」とアピールする。
同氏によると、ショッピングモールや歩道での実験もうまくいき、空港や駅の人込みの中でもぶつかる心配はないという。
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